神々が集いし町へ 2nd day
ということで二日目です。
電鉄出雲市
ナマステ皆さんおはようございます。ホテルの中で朝食を食べ出雲市駅に向かいました。寒い、寒いです。
どうやら前日朝の時点で氷点下を下回っており、この日もその寒さが続くとのことで、山陰ってやっぱ寒いんやな、さすが日本海側と思いました。やっぱりダウンジャケット持って来ておいて正解でしたね。着ませんけど。
ただ、このままだと指先が冷え切ってまともにカメラ触ったりスマホで色々調べたりができねえ、ということで例の出雲市駅1階にあるセブンイレブンで手袋を買いました。
ということで電鉄出雲市駅へ。この日は一畑電車で松江に行った後、出雲大社にお参りという計画です。
この日は一畑電車を乗り回します。そのための一日フリー乗車券。1500円ですが松江しんじ湖温泉駅まで往復して、かつ出雲大社前駅まで往復したら余裕で元が取れます。
改札は電車発車の10分前からされるそうで、待合室には学生さんや地元の人、私のような観光客が10人弱ほどいらっしゃいました。暖かいです。
基本的に時間1本。時々2本になります。ここから出雲大社前駅直通電車があるんですね。ついでに優等種別もあるみたいで、車内放送ではちゃんと種別も言ってくれます。
改札が始まりいざホームへ。
ホームへ上がると電車が入線してきました。車内へと急ぎます。
とその前に駅名標を撮りました。正直山陰なんて次いつ行けるかわかりませんので。
ちゃっかりピンマイクを設置して荷物を網棚上に上げたら電車が走りだしました。
いかにも地方の私鉄っていう感じがして好きです。なんなんでしょうかね、いつも阪急の高級感あふれるシートやらを見慣れてしまってるのかもしてませんが、こういうの見ると「ああ、私は今旅行してるんだな」ってなります。地元の人にとってはこれが日常、でも私にとっては非日常です。
松江しんじ湖温泉駅
電車に揺られることおよそ1時間、終点の松江しんじ湖温泉駅に到着しました。建物の中にはお土産も売っている売店がありました。きれいな駅舎です。さすが県庁所在地。
駅前の足湯にお地蔵さんがいました。
石でできた賽銭箱なんて初めてみましたよ。多分木で作ったら湿気で腐るからだと思うんですけど。統一感すき。
お湯かけ地蔵足湯というそうです。タオルを忘れたのが非常に悔やまれますね。次回から都会に旅行しに行く時でもタオルは必ず持っていくようにしなければ。
二日目の出雲最終日に松江まで来たのには理由があります。その目的を果たすために松江駅にバスを使って行きます。本当は歩きたかったんだけど手荷物(キャリーバッグ)がそれを許さなかった。ロッカーにでも突っ込め。反省点です。
私は今、旅行をしているんだ。
ということで松江駅に到着。ここから地図を頼りに少し歩きます。
まあ目的というのはCHUNITHMという音楽ゲームなのですが。その称号の中に”〇〇〇(任意の都道府県)に行ってきました”というものや”〇〇〇(任意の都道府県)勢”というものがありまして、最近はそれを集めるのがちょっとした楽しみであります。ゲーセン自体は出雲市駅にもあるのですが徒歩20分の距離があるそうなので松江駅まで来たというものです。
あれ、ゲーセンのある建物ってイオンのはずなんですけど・・・・
— にしきた (@Nishikita_SRK) November 2, 2018
素直に「イオンの建物の中にあるアニメイト is 何」と思いましたねこれ。
まあともあれです。
とりあえず pic.twitter.com/ojzDM2vLkw
— にしきた (@Nishikita_SRK) November 2, 2018
ノルマ達成 pic.twitter.com/JmmDm95Ql2
— にしきた (@Nishikita_SRK) November 2, 2018
3クレつっこんで称号を手に入れました。収集癖と旅行好きが合わさるとこうなるんですね。
さてここからまた駅まで戻ります。
松江駅に到着です。ついでだしホームにも上がってみるかということで入場券を購入。ホームへと行きます。
いつもの駅名標撮影。欠かすことはできません。
キハ47がいました。本当によく似あってますよね。山陰の顔です。
目的を達成したので松江しんじ湖温泉駅に戻りましょう。ということでまたバスに乗りこみました。次来た時は歩く。絶対楽しい。
ということで松江しんじ湖温泉駅に帰ってきました。ここから収録ついでに電鉄出雲市駅まで戻ってそこから出雲大社に向かいます。
いつものようにビデオカメラは外に出してます。外の景色がえげつなくきれいでした。次はたっぷり時間を作って観光したいですね。
そういえば乗ったのがおニューのやつらしいです。車内には”しまねっこ”の人形が飾られてました。
出雲大社前
ということで出雲大社前駅に着きました。電鉄出雲市駅からの直通電車でしたね・・・おかげで乗り換えをせずに来ることが出来ましたし、一日二本しかない電車の放送を収録できました。
改札を出てキャリーバッグをロッカーにぶち込んで出雲大社へと向かいます。駅舎の中は出雲大社という和風の塊のような名前をしてますがかなりモダンな感じがします。ステンドグラスが印象的でした。
ということで出雲大社へ。車道もタイルで舗装された道を歩きます。ついでにこの日はドン曇りでした。かなしい。
一畑バスの電鉄大社前駅バス停。
出雲大社
出雲大社のスタイリッシュな鳥居です。こいつなんで真ん中に立って写真撮ってないんや。バカか?
それはそうとして相変わらずの曇りです。なんでほんと前の日に行かなかったんでしょうね。後悔してます。
出雲大社の鳥居は周りより少し高いところにあります。そのため振り返れば大鳥居まで見渡すことが出来ます。これ快晴なら綺麗に映ったんだろうなあ。
ということで境内へ。
軽く赤づき始めている葉を横に見ながら歩いていきます。紅葉の季節に来たいですね。
だんだんと青空が見えてきました。それでなんでワシはこの写真をf/4.0で撮ってるんですかね・・・
境内を奥に進みいよいよお参りをします。手水で手先が思いっきり冷えました。寒いです。
おみくじも引きましたが吉とか凶とか書かないんですよねここ。訓に驕慢を慎め(意訳)と書かれてました。
出雲市
ということで出雲市駅に戻ってきました。
前の日に見送ったサンライズ出雲、本日は旅客として出雲市駅のホームに迎えます。
特急サンライズ出雲 東京。今年度で数えてみると3度目になるようですが、やはり出雲市から乗るとなるとやはりワクワクします。
見慣れたはずのこの幕ですが、見る場所が違うだけでここまで特別感がでるんですね。私はこの後これで東京まで向かいました。
大変な途中下車シリーズの制作を始めてからでしょうか、私は旅行に行っても沿線で動画を撮ったり車内放送や駅放送の録音を積極的にしていました。それだけならまだよかったのですが、大学生になると同時にスマートフォンを購入し、常にそれを気にかけて旅行さえもするようになっていました。恐らくそのせいでしょう、旅行をしているはずなのに旅行をしているという感覚がなかったのは。
今回の出雲旅行は、スマートフォン縛りや、現地での取材を最低限に抑えることを目標にしました。果たしてその目標を達成できたのは定かではありませんが、そのおかげもあってか、私は今旅行をしているんだという、非日常感を得ることが出来ました。一泊二日の短い期間でした。しかし、その時の私は二日三日、そこに滞在していたのではないかと錯覚するほどの充実した旅をしていました。この風景はいいな、綺麗だな、こんな景色、地元じゃ見れなかったな……旅行をしていつも感じるべき感情を、やっと体験できたように感じます。
旅行って、こんなに楽しいものだったんだ。そんな当たり前なこと、でも何よりも大切なものを感じました。
私にとってこの旅行は、大切なものになると確信しました。
次は、どこに行きましょうか?